アパレル起業で失敗する原因とは?

洋服が好きな女性の中で、「アパレルを起業したい」と考えている方はいませんか?

最初はアパレルの社員として働き、知識やスキルを身につけてから独立するケースは多いですね。

販売員にとっては体力的にキツいと言われていますが、アパレル起業には次の3つのメリットがあります。

 

・TPOをわきまえたファッションを学べる

・ファッションでお客様を笑顔にできる

・コミュニケーション力を身につけられる

 

アパレル起業で成功すれば、年収で1,000万円超えも夢ではありません。

しかし、「洋服やファッションが好きだから…」という理由だけでアパレルを起業すると、失敗する確率が高くなります。

このページでは、アパレル起業で失敗する原因をいくつか挙げてみました。

 

・レディース用品は特に流行の移り変わりが激しく、大量の在庫を抱えてしまう恐れがある(商品が売れなければ利益を得られない)

・生産ロットが小さいと1着当たりの単価が大きく、大企業のように利益を出すことができない

・好立地の場所に店舗を出すと、テナント料金が高くてランニングコストがかかってしまう

・1着の洋服を作るには、「デザインの選定」「製造工場への依頼」「ブランディング」「在庫管理」など様々な手間がかかりやすく、商品が売れなければ元を取れない

・海外工場への委託で交渉の詰めが甘いと、粗悪品が送られてくるリスクがある

・アパレルの販売員や従業員を教育するのが難しい(自分がアパレル業界で働いた経験がない人は特に)

 

「ユニクロのように大きな会社を作って儲けることが出来たらな〜」と夢を抱えている方は多いのではないでしょうか。

しかし、アパレルの起業自体はそこまで難しくなくても、継続して利益を出して会社を続けるのは並大抵のことではありません。

洋服が好きな気持ちだけでは太刀打ちできないこともありますので、まずは起業や経営に関する知識を学ぶことから始めるのが先決です。

 

アパレルを起業するにはどうすれば良い?

「アパレルを起業するにはどうすれば良いの?」と疑問を抱えている方のために、このページでは押さえておきたいポイントについて解説していきます。

行き当たりばったりで開業すると失敗しやすいため、起業前にしっかりと学んでおくのは大事ですよ。

アパレルブランドやファッションブランドを立ち上げたい女性は、一度目を通しておきましょう。

 

アパレルやファッションに関する知識を学ぶ

まず最初に、アパレルを起業する前にファッションに関する知識を学ぶのが重要!

アパレルについて何も知らない方が起業しても、高確率で利益を出せなくて失敗します。

具体的にどのような知識を学んでおくべきなのかまとめてみました。

 

・「ブランドネームを決める」「ロゴやタグを作る」「洋服のデザインを決める」「原料を調達する」「サンプルを作る」「本生産を依頼する」などの洋服が出来上がるまでの流れ

・原材料を仕入れるためにかかる費用やコスト

・洋服に使った素材の耐久性を示す堅牢度について(堅牢度試験は耐光や洗濯、摩擦やドライクリーニングなどたくさんある)

・ファッションブランドの価格帯やジャンルについて

 

「○○○を学べばアパレルを起業できる」といった目安は特にありません。

しかし、自分が社長になって洋服やファッションを販売していく形になりますので、必要な知識やスキルはたくさんあります。

焦ってアパレルを開業するのではなく、まずは販売員や従業員として経験を積む方法がおすすめです。

 

資金を調達する

どれだけアパレルに関する知識を持っていても、資金ゼロだと起業はできません。

アパレルの起業には皆さんが想像している以上に費用がかかりますので、資金調達は起業に欠かせないステップです。

「資金を調達する」⇒「洋服を作る」⇒「洋服を仕入れる」⇒「お客様に販売する」という流れになります。

アパレル業界に限った話ではありませんが、以下では事業資金を調達する方法をいくつか挙げてみました。

 

ビジネスローンを利用する:個人事業主や中小企業の社長が利用できるカードローンで、厳しい審査なしで即日でお金を借りることができる

友人や家族からの借り入れ:友人の場合はリスクがあるが、家族からの借り入れでは金融会社に支払う利息の負担がない

ファクタリング:売掛金を買い取ってもらう仕組みで、「資金を即日で調達できる」「審査基準が柔軟」「保証人や担保が不要」「未払いや破綻を起こしても回収義務がない」など様々なメリットがある

日本政策金融公庫融資を利用する:国が100%出資している金融機関のことで、審査が厳しい代わりに銀行と比べると圧倒的に金利が低い

プロパー融資での借り入れ:いわゆる銀行固有の融資のことを指し、元金+金利さえ返すことができていれば最低限OK

 

資金の調達法により、メリットとデメリットが異なります。

資金調達のしやすいビジネスローンはお金を借りやすい代わりに、金利が高いなどのデメリットがあるわけです。

資金の調達はアパレル起業の成功失敗を決める重要なポイントですので、自分にはどの方法が向いているのかきちんとチェックしておきましょう。

 

アパレル店を開業する手順について知る

ファッションに関する知識を得て資金調達をしたら、いよいよアパレルの店舗を開業します。

お店の運営スタイルによって変わりますが、大まかにアパレル店を開業する手順について見ていきましょう。

 

@販売形態を決める(テナントを借りて店舗を運営するorネットショップで商品を販売する)

A店舗を立ち上げる(実店舗の立地の決定やネットショップの立ち上げ・登録など)

B委託先や仕入れ先を決める(仕入れ先はメーカーやネット仕入れ、展示会など様々な選択肢あり)

Cスタッフの雇用と教育を行う(従業員やスタッフのスキルアップを行う)

D集客活動をする(自分のお店を広めるために新聞の折り込み広告やポスティング、公式ホームページやSNSを駆使する)

 

あくまでも大まかな手順ですので、この通りに進めないといけないわけではありません。

店舗の規模によって変わるものの、1,000万円〜1,200万円くらいの資金があればアパレルショップを起業できます。

もちろん、アパレルを起業して終わりではなく、継続して利益を出す努力をしないといけません。

経営者や社長が努力しないと将来的に潰れる可能性が高まりますので、「はっきりとしたブランドコンセプトを持つ」「実店舗を持つ場合でもネットショップを活用する」「在庫の管理に注力する」といった点に気を配ってアパレル事業を進めてみてください。